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【スズキ】鈴鹿8耐参戦体制を発表!環境負荷低減を目指す

2025/06/06 ニュース

スズキは、2025年8月1日から3日にかけて三重県鈴鹿サーキットで開催される「2025 FIM世界耐久選手権『コカ·コーラ』鈴鹿8時間耐久ロードレース第46回大会」に参戦する「チームスズキCNチャレンジ」の参戦体制を発表した。

今回スズキは、昨年に続き「エクスペリメンタルクラス」に参戦する。このクラスでは実験的な取り組みを行うことが特徴であり、スズキは100%サステナブル燃料をはじめとする環境負荷低減を目指したアイテムを採用する。また、チームスタッフはスズキ社員で構成される。

ライダーとしては、ヨシムラSERT Motulのライダーであり、昨年も「スズキCNチャレンジ」のライダーとして活躍したエティエンヌ・マッソン選手を起用するほか、過去にスズキMotoGPのテストライダーを務め、現在「スズキCNチャレンジ」の開発ライダーである津田拓也選手を選出している。さらに3名体制での参戦を予定しており、残り1名については今後スズキの公式ホームページで発表される予定だ。

スズキは耐久レースという過酷な条件下での実走行を通じて、環境性能技術の開発を加速させることを目的としている。また、環境負荷低減と性能向上をより高次元で両立させることを目指している。以下が「チームスズキCNチャレンジ」の参戦体制である。

参戦車両は「2025チームスズキCNチャレンジGSX-R1000R」、ゼッケン番号は「#0」。クラスは「エクスペリメンタルクラス」に属する。ライダーのプロフィールは以下の通りだ。

エティエンヌ・マッソン選手(フランス)は、2020年と2024年にFIM世界耐久選手権チャンピオンを獲得し、2024年の鈴鹿8時間耐久ロードレースでは「スズキCNチャレンジ」で8位に入賞した。

津田拓也選手(日本)は、2013年と2014年の鈴鹿8時間耐久ロードレースで2位、2016年に3位となった実績を持ち、同年の全日本ロードレースJSB1000クラスでは年間2位に輝いている。

チームディレクターを務めるのは佐原伸一氏、テクニカルマネージャーは田村耕二氏、クルーチーフは今野岳氏が担当する。

スズキは今大会を通じて、環境問題への取り組みと技術革新の両立を目指し、モータースポーツの新たな可能性を追求している。

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