新発売!スペイン発の原付二種バイク「LEONARTレオンアート」日本上陸
2020/07/01 新製品・バイク・ニュースコロナ禍の影響?公共交通機関での通勤を避けてバイク通勤が少し流行しているとか
私も何軒かの二輪販売店様に話を聞きましたが、原付二種は好調だそうです
でも原付二種(51cc以上125cc以下)って言うとスクーターのイメージ強いですよね?
またはホンダさんの超有名バイク「スーパーカブ」とか・・・
カブはもちろん素敵なバイクですが、カブだけに他人と被る(カブる)のはちょっとね、というライダーに朗報です!!
超かっこいい(個人の感想です)バイクを作るスペインのレオンアート(LEONART)」が日本で発売されることになりました!!
写真は個人的に一番のお気に入りモデルの「Heritage(ヘリテージ)125」です
レオンアートとは?どんなメーカー?
レオンアートは、1985 年スペインのバルセロナにて工業機械と産業機械を開発・製造する会社として設立された比較的新しい会社です
そして2004年には小型エンジンを搭載したシンプルで魅力的なオートバイをブランドを立ち上げました
それ以来、125ccの分野では他に類を見ない魅力的なバイクを生み出しています
基本的には水冷 2 バルブのOHC2気筒エンジンを搭載しており(トラッカーを除く)、大柄な車格に見合ったパワフルな動力性能と爽快なフィーリングを実現
見た目以上に元気に走ってくれるバイクなんだとか
うーんこれは乗ってみたいね
ちなみにレオンアートの製品フルラインアップは現在5種類
Daytona(デイトナ)
Pilder(パイルダー)
Heritage(ヘリテージ)
Tracker(トラッカー)
Vessel(ベッセル)
です
では1台ずつ見ていきましょう
Heritage(ヘリテージ)125
トラッカーのようでネイキッドのようで、クルーザーのようなデザイン
どことなく80年代の日本のバイクを思わせるかのようなクラシカルな雰囲気を持ってますね
私のイチオシバイクがこのヘリテイジです!
某ハーレーを思い起こさせるようなデザインの重厚なアルミホイール+前後ディスクブレーキ
ブレーキング性能も十分、前後連動ブレーキもついてます
エンジンはDelphi噴射システムを備えた水冷式2気筒エンジンを搭載
フルLEDのデジタルメーター
左右二本出しのマフラーなども高級感があります
シート高も日本人に優しい感じ(785mm)で足つき性も良好です
カラーはマットブラックと写真のマットシルバー(色の違いはタンクの色のみだそうです)
車体概要
エンジン:
4サイクル 水冷2気筒4バルブエンジン
ボア x ストローク: 44 x 41mm (x2)
排気量: 124.6cc
最高出力: 9kw @ 9,500rpm
最大トルク: 8.4 Nm a@ 7500rpm
燃料供給装置: DELPHI injection system
始動方式: エレクトリックスタート
変速機: 5速リターン
車体構成
フレーム:スチール製 ダブルクレードル
フロントサスペンション: テレスコピック
リアサスペンション: ツインショック
ブレーキ: コンバインド
フロントブレーキ: 310mmシングルディスク
リアブレーキ: 240mm ディスク
フロントタイヤサイズ: 100 / 90-18
リアタイヤサイズ: 140 / 90-15
車重: 150kg(これは装備重量だと思いますが、違ってたらごめんなさい)
車体サイズ
シート高: 785mm
全長 / 全幅 / 高さ (mm): 2200/840/1100
Euro4認証済み
車両本体価格: ¥429,000(税込)
おお!やすいぞ安い!!
Tracker(トラッカー)125
トラッカーは5車種の中で唯一空冷単気筒を搭載しています
ストリートやオフロードなど走るところを選ばない万能マルチプレーヤーです
調整可能なリアモノショックとアルミ製リアスイングアームによる堅牢な足回り
ステンレス製のサイレンサー装備
よく見たらフロントフォークは倒立サスペンション?すごい
スタイル的にはトラッカーというよりスクランブラーに近いような気もしますが・・・どっちでもいいか!
それにしてもこれが市販車両?と疑いたくなるようなスタイルです
有名ビルダーさんが作り上げたカスタムバイクと言われても「へえ〜」って言っちゃいそう
車体概要
エンジン:
4サイクル 空冷単気筒2バルブエンジン
ボア x ストローク: 57 x 48.8mm
排気量: 124.6cc
最高出力: 8kw @ 8,500rpm
最大トルク: 8.6 Nm a@ 7500rpm
燃料供給装置: DELPHI injection system
始動方式: エレクトリックスタート
変速機: 5速リターン
車体構成
フレーム:スチール製 ダブルクレードル
フロントサスペンション: 倒立式
リアサスペンション: モノショック
ブレーキ: コンバインド
フロントブレーキ: 275mmダブルディスク
リアブレーキ: 210mm ディスク
フロントタイヤサイズ: 110 / 70-18
リアタイヤサイズ: 130 / 70-15
車重: 130kg(装備重量だと思います)
車体サイズ
シート高: 850mm(高い!)
全長 / 全幅 / 高さ (mm): 2090/865/1114
Euro4認証済み
車両本体価格: ¥440,000(税込)
Pilder(パイルダー)125
このパイルダーにはなんと 6 速ミッションが装備されています
そしてレオンアートのエンジンの中で最もパワフルな15馬力のエンジンをその心臓に持っています
エンジン音とマフラーサウンドを聴くと「これが125cc?」と疑いたくなるようなバイクなんですって
このパイルダーは音だけじゃなくて車格も規格外!!
なんとハーレーよりデカい!!!
ちなみにハーレーダビッドソンのFXFB Softail Fat Bob(ファットボブ)の全長が2340mm、対してパイルダーがそれより50mm大きい2390mm!?
そしてリアタイヤのサイズはなんと190? これもハーレーより太いぞ(ファットボブは180サイズ)
コレ125ccですよ?マジで?マジか!
こんな規格外のバイクはまさに二輪界の大谷翔平かイチローだ
車体概要
エンジン:
4サイクル 水冷2気筒4バルブエンジン
ボア x ストローク: 44 x 41mm (x2)
燃料供給装置: DELPHI injection system
変速機: 6速リターン
始動方式: エレクトリックスタート
駆動方式:チェーン
車体構成
フレーム:スチール製 ダブルクレードル
フロントサスペンション: 倒立式
リアサスペンション: モノショックアルミスイングアーム
ブレーキ: コンバインド
フロントブレーキ: 300mmダブルディスク
リアブレーキ: 260mm Disc
フロントタイヤサイズ: 100 / 90-19
リアタイヤサイズ: 190 / 50-17
車両重量: 180kg(装備重量だと思います)
車体サイズ
シート高: 700mm
全長 / 全幅 / 高さ (mm): 2390/800/1125
車両本体価格: ¥594,000(税込)
Daytona(デイトナ)125
先に紹介したパイルダーの弟分?的な感じです
約12.3馬力の水冷エンジンを備え、快適なライディングのもと、郊外でも街中でもオンロードを楽しむことができる万能クルーザー
Delphiインジェクションシステムを備えた新世代のツインシリンダーエンジンは、Euro4規制に適合しており環境に優しく、音も静かで市街地でも住宅街でも安心できますね!
パイルダーが最近のスポーツクルーザー的なデザインなのに対してこちらのデイトナはオーソドックスなクルーザータイプ
ザ・アメリカン!というバイクが好きなら迷うことなくこっちです
ちなみにこちらのデイトナもハーレーファットボブに匹敵するサイズです(全長15mm短いだけ)
車体概要
エンジン:
4サイクル 水冷2気筒4バルブエンジン
ボア x ストローク: 44 x 41mm (x2)
排気量: 124.6cc
最高出力: 9kw @ 9,500rpm
最大トルク: 8.4 Nm a@ 7500rpm
燃料供給装置: DELPHI injection system
始動方式: エレクトリックスタート
変速機: 5速リターン
車体構成
フレーム:スチール製 ダブルクレードル
フロントサスペンション: 倒立式
リアサスペンション: ソフトテール2本ダンパー
ブレーキ: コンバインド
フロントブレーキ: 310mmダブルディスク
リアブレーキ: 240mm Disc
フロントタイヤサイズ: 90 / 90-21
リアタイヤサイズ: 160 / 80-16
車両重量: 180kg(装備重量だと思います)
車体サイズ
シート高: 660mm
全長 / 全幅 / 高さ (mm): 2325/965/1100
Euro4認証済み
車両本体価格: ¥528,000(税込)
デイトナは10周年記念バージョンもある
このスペシャルカラー(かっこいいね)はLeonart Daytona 125 X
このデイトナ125Xはレオンアート10周年記念車両として作られた新バージョン
LEDテクノロジーを搭載したヘッドライトやシーケンシャルウインカーを装備
車体のシルエットをなめらかにするスリムなテールライトを採用
カラーリングも美しいですね
車両本体価格: ¥550,000(税込)
Vessel(ベッセル)125
最後に紹介するのがワタシの2番目に気になったバイク
カスタムブラシストロークを備えた「カフェレーサー」的なバイク
このベッセル125は最初に紹介したヘリテイジ125のバージョン違いなのかな?
フレームやエンジン、足回りなどは共通な雰囲気があります
デザイン的にフロントフォークが少し寝ているネイキッドという感じ
軽快にワインディングをすというよりはゆったりと景色を楽しみながら走るイメージでしょうか
ブラウンのクラシカルなシートも良い味を出してます
車体概要
エンジン: 4サイクル 水冷2気筒4バルブエンジン
ボア x ストローク: 44 x 41mm (x2)
排気量: 124.6cc
最高出力: 9kw @ 9,500rpm
最大トルク: 8.4 Nm a@ 7500rpm
燃料供給装置: DELPHI injection system
始動方式: エレクトリックスタート
変速機: 5速リターン
車体構成
フレーム:スチール製 ダブルクレードル
フロントサスペンション: テレスコピック
リアサスペンション: ツインショック
ブレーキ: コンバインド
フロントブレーキ: 310mmシングルディスク
リアブレーキ: 240mm ディスク
フロントタイヤサイズ: 90 / 90-18
リアタイヤサイズ: 140 / 90-15
車両重量: 150kg(装備重量だと思います)
車体サイズ
シート高: 785mm
全長 / 全幅 / 高さ (mm): 2130/790/1080
Euro4認証済み
車両本体価格: ¥429,000(税込)
参考までにスピードメーターの画像も・・
これはLeonart Daytona 125のFULL-LEDデジタルインジケーターの画像
燃料計、ギアポジション表示、走行距離など欲しい情報はしっかり入っている様子
この価格帯や排気量だと今何速のギアに入っているか、という表示(ギアポジション)が付いてない場合が多いけど、しっかり表示されるのも嬉しいです
LEDは視認性も高くて夜の走行でも必要な情報がしっかり入ってくるので安心ですね!!!
さて、この気になるバイク「レオンアート」ですが、日本での販売開始は 2020年7月の予定です
全国のディーラー(販売店)さんを通しての販売となります
すでに6社のディーラーが確定してますので気になったらお近くのディーラーさんに問い合わせてみましょう
車両発売と同時に試乗会なども開催されるそうなので、そちらも楽しみに待ってましょうね!
レオンアートのウェブサイトはこちら←クリックで移動