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【特集・インタビュー】ヤマハ発動機販売/松岡大司・社長  「すぐやる」意識  物事はシンプルに  失敗から学び得る

2023/06/27 オートバイ流通新聞

今年3月15日、ヤマハ発動機の国内販社であるヤマハ発動機販売の代表取締役社長に、松岡大司氏が就任した。オートバイ流通新聞では組織運営においては、代表者の経験や人柄、人生観、仕事観などに大きく関わるものと考える。松岡社長にこれまでの経験、仕事での経歴、教訓、仕事観、リーダーシップなどの考えについて取材した。(取材:鈴木香)


――10代の頃の記憶として、少年期、青年期はどの様なことに興味を持っていたのでしょうか。

「学生時代はバイクにも乗っていませんでした。実はバイクに乗りはじめたのは社会人としてヤマハ発動機に入社した後です。いま思うともっと早い時期からバイクに乗っていればよかったと思っています。また、学生時代は経済学部を卒業しましたが、もっとしっかり勉強しておけばよかったと思います」

「当時、お金をためて小笠原諸島や沖縄の慶良間諸島など、自然の豊かな場所への旅行に興味を持っていました。以前から好奇心は旺盛な方で、意外に新しいもの好きだったりもして、いろいろやってみたいというタイプであったと思います。ただ、学生時代に二輪免許は取ったものの、残念ながら当時は趣味の中にバイクは入っていませんでした」

「バイクに乗らなかったのは、三ない運動の影響を受けた両親がバイクに乗ることに賛成ではなかったことが理由に挙げられます。ですから両親にヤマハ発動機に入社が決まったことを報告した時、母親から『なんで!』と言われたことは今も鮮明に覚えています」

「当時は旅行が好きで、海外で仕事をしてみたいという思いがあり、海外への漠然とした憧れがありました。また、就職活動中に出会った人達の中に、バイクやボートをはじめとしたレジャーや遊び好きが多く、彼らのような生き生きとした人達と働いてみたいと思ったのも入社の決め手でした。『よく遊び、よく働く』と言う意味では楽しそうな会社だと思いました。そうした社風がヤマハ発動機にはありました。働いている人達もヤマハ好きが多いですね」

※続きは オートバイ流通新聞 公式ページ をご覧ください。

■情報提供 : オートバイ流通新聞

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